昨日は、地域の子ども会の行事がありました。
正直に言うと、私はこれまで、こういった集まりがあまり得意ではありませんでした。
人がたくさん集まる場所は少し疲れるし、準備や気遣いも必要で、どちらかというと「ちょっと面倒だなぁ」と思ってしまう行事。
今回も暑そうだし、大丈夫かな……と思いながら参加しました。
でも帰る頃には、「来てよかったなぁ」と、心がぽかぽかしていました。
この日の子ども会は、とっても豪華。
プールに、バーベキュー。そして、ちゃんと竹を使った流しそうめんまでありました。
ぱんだは、それはもう大喜び。
なかでも一番のお気に入りは、焼きマシュマロでした。
焼いて、食べて。また焼いて、食べて。
気がつけば、何回も何回も作っていました。
「まだ食べるの!?」と思うくらい楽しんでいたのに、焼いたマシュマロをひとつ、お留守番をしているこじかにも届けていました。
自分が一番気に入ったものを、お姉ちゃんにも食べさせてあげたかったようです。
そんなところが、ぱんだらしいなぁと思います。
そしてこの日は、お友達からも、
「ぱんだくん、隣に座ろう!」
「一緒にプールしよう!」
「遊ぼう!」
と、次々に声をかけてもらっていました。
少し姿が見えなくなると、「ぱんだくーーーーーん!」と、大きな声で探してくれるお友達まで。
子どもたちは、ぱんだの特性を特別なものとして見るのではなく、ひとりのお友達として、ごく自然に受け入れてくれています。
一緒にいたいから誘う。姿が見えなければ探す。
その素直な姿が、とても嬉しかったです。
保護者のみなさんも、ぱんだの特性を理解したうえで、あたたかく受け入れてくれています。
「迷惑をかけないようにしなきゃ」
「何かあったら、きちんと説明しなきゃ」
そんなふうに必要以上に気を張らなくてもいいこと。
それも、今の私がこうした集まりに安心して参加できる理由のひとつなのだと思います。
以前の私にとって、こうした集まりは、どこにいたらいいのか分からず、少し居心地の悪い場所でもありました。
けれど今は、顔を合わせれば自然に話せるお母さんたちがいます。
気負わず、他愛もない話をしながら、一緒に子どもたちを見守れる。
いつの間にか、私にとっても安心して過ごせる場所になっていました。
その日は、もうひとつ嬉しいことがありました。
こじかの送迎のときによくすれ違う、近所のおじいちゃん。
私たち家族のことを気にかけてくださっていて、涙ぐみながら、こう言ってくれました。
「娘さんの送迎で大変なときは、いつでも言って。○○のじいじが送って行くから。頼って。大変だけど、頑張ろうね」
「○○のじいじ」という言葉が、なんだかとてもあたたかくて。
実際にお願いするかどうかは分からないけれど、困ったときに「頼っていいよ」と言ってくれる人が近くにいる。
それだけで、心が少し軽くなりました。
ぱんだには、名前を呼んで探してくれるお友達がいる。
私には、気軽に話せるお母さんたちがいる。
そして近所には、「じいじが送るから」と言ってくれる人がいる。
今まで苦手で、少し面倒だと思っていた地域の行事。
けれど参加してみたら、私たち家族を気にかけ、そのまま受け入れてくれる人が、こんなに近くにいることに気づけました。
暑くて、にぎやかで。
焼きマシュマロを何個食べたのかは、もう分からないけれど。
心がじんわりとあたたかくなる、楽しい夏の一日になりました。



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