ハグには、その人が出る。

小さな幸せ

今日、仕事が終わって帰ろうとしていたときのこと。

最近入った職員さんと、

「最近、ほかの施設への応援が多いけど、明日は会えるかなぁ?」

なんて話をしていました。

すると、

「綺麗なうちにハグしとかなやったね!!」

って。

……え。
ハグしてくれるの?

そう思った瞬間、
私はもう、ハグしてもらいに走っていました。笑

遠慮も、恥ずかしさも、
ひとまず、どこかへ置いて。

「ハグしてくれるなら、今!!」

そんな勢いで。笑

そして、

ぎゅーーーっ。

思っていたよりも、しっかり強めのハグ。

少しふっくらした身体に、
ぎゅっと包んでもらって。

あぁ〜〜。
なんか、いい。

すごく、いい。

たった数秒なのに、
心まで一緒に包んでもらったような気がしました。

そういえば、少し前にも。

別のパートさんに、
会った瞬間、ハグしてもらったことがありました。

その人は細身で、
ハグも、ふわっ。

とっても優しくて、
それもすごく嬉しかったんです。

今日のハグは、

ぎゅっ。

しっかり、力強く包んでくれるハグ。

なんだか、その人らしいなぁ。

同じ「ハグ」なのに、
する人によって、こんなにも違う。

ふわっとした優しさもあれば、
ぎゅっと伝わってくる、頼もしいぬくもりもある。

ハグにも、その人らしさが出るんだなぁと思うと、
なんだか面白くて、愛おしくなりました。

そして私は今日、
その力強いハグに、ものすごーーく満たされました。

人に抱きしめてもらうって、
どうしてあんなに気持ちいいんだろう。

言葉をたくさん交わしたわけでもないのに、

「大丈夫だよ」

とか、

「ここにいていいよ」

とか。

そんな言葉まで、
一緒に受け取ったような気持ちになる。

大人になると、
誰かに抱きしめてもらうことって、
案外、少ないのかもしれません。

子どもたちを抱きしめることはあっても、
自分が誰かに、ぎゅっと包んでもらうことは、
そんなに多くない。

だから今日は、
誰かのぬくもりを身体ごと感じられたことが、
よけいに嬉しかったのかもしれません。

たった数秒。

それだけなのに、
帰るころには、心がほかほかしていました。

幸せって、
もっと大きな出来事の中にあるように
思ってしまうこともあるけれど。

案外、こんな何気ない時間にも
そっと見つかるものなのかもしれない。

仕事終わりに、

「ハグしてくれるの!?」

って走っていって、
ぎゅーーっとしてもらった。

ただ、それだけの日。

でも私は、
とっても幸せでした。

ハグには、その人が出る。

そして、
人のぬくもりって、やっぱりいいなぁ。

今日もまた、
小さな幸せをひとつ見つけました。

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