昔のInstagramを開いたら、忘れていた私の子育てが残っていた

今日のひとこま

最近、自分の「好き」について考えることがありました。

子どもたちが大きくなって、いつかそれぞれの生活を持つようになったとき。

今みたいに、毎日の中心に子どもたちがいる生活ではなくなったとき。

私は何をして過ごすんだろう。

そんなことを考えて、

「自分の好きなことを、もう少し増やしておきたいな」

と思うようになりました。

写真を撮るのは好きです。

最近はカメラを持って出かけることも楽しい。

でも、よく考えてみると撮っているのは子どもたちばかり。

ブログを書くのも好きだけれど、ここに残しているのも、やっぱり家族との出来事がほとんどです。

「結局、私の好きなことって、子どもありきなのかな」

そんなことを考えていました。

久しぶりに開いた、昔のInstagram

そんな中、ずいぶん前に使っていたInstagramのアカウントを見つけました。

存在すら、ほとんど忘れていたアカウントです。

開いてみると、そこには小さかった息子との毎日がたくさん残っていました。

食物アレルギーの負荷試験。

小麦や卵を少しずつ食べられるようになっていったこと。

乳製品が使えない中で作った代替食。

ゆで卵が苦手だった息子に卵を食べてもらうため、米粉と豆乳で何度も何度も焼いたシフォンケーキ。

幼稚園の給食と同じ形にしたくて、四角い食パンの型まで買って焼いたこと。

クリスマス会の前日に突然連絡が来て、乳製品を使わないドーナツを慌てて試作したこと。

ダニアレルギーの疑いが出て、病院から帰るなり家中を大掃除したこと。

負荷試験の付き添いでクタクタになりながら、

「一番頑張っているのは息子なんだ」

と思ったこと。

読みながら何度も、

「こんなことしてたんだ、私」

と思いました。

自分で書いた文章なのに、忘れていることがたくさんありました。

あの頃の私は、ただ必死だった

当時は「記録を残そう」なんて立派なことを考えていたわけではなかったと思います。

その日あったことを書いて、

「大変だったー」

「どうしたらいいんだろう」

「でも頑張ろう」

そんな気持ちを外に出したかっただけだったのかもしれません。

写真を撮って、文章を書いて。

同じようにアレルギーのある子を育てているお母さんたちとつながりたくて、投稿していました。

毎日のことで精いっぱいだったから、自分がどれだけ頑張っているのかなんて考える余裕もありませんでした。

でも何年も経った今、その投稿を読むと、

「私、結構頑張ってたんだな」

と思います。

そして同時に、

「残しておいてくれてありがとう」

と、昔の自分に言いたくなりました。

「今日も、ゆっくり。」は、新しく始めたものじゃなかった

昔の投稿をいくつも読みながら、ふと思いました。

私は昔から、同じことをしていたんだな、と。

暮らしの中で起きたことを写真に撮る。

そのとき感じたことを言葉にする。

嬉しかったことも、大変だったことも、失敗したことも残しておく。

そして誰かに、

「今日、こんなことがあったよ」

と伝える。

昔はそれがInstagramだった。

今は、このブログになった。

そう考えると、

「今日も、ゆっくり。」は、突然始まったものではなかったのかもしれません。

ずっと続けてきたことに、今になって名前がついただけなのかもしれない。

そんな気がしました。

子どもありきでも、それは私の「好き」だった

私はずっと、

「子どもとは関係のない、自分だけの好きなことを見つけなくちゃ」

と思っていました。

でも、そうじゃなくてもいいのかもしれません。

アレルギー対応を始めたのは息子のため。

負荷試験に通ったのも息子のため。

代替食を作ったのも、もちろん息子のためです。

でも、

その出来事を写真に撮ろうと思ったのは私。

文章にしようと思ったのも私。

誰かに伝えようと思ったのも私。

そして何年も形を変えながら、今もこうして日々を残しているのも私です。

だったら、

「暮らした時間を残すこと」

これはちゃんと、私自身の好きなことなのかもしれません。

写真だけでは残せないものを、言葉で残す。

言葉だけでは思い出せないものを、写真で残す。

そうやって私は、ずっと家族との時間を残してきたんだなと思います。

過去の私が残してくれたものを、もう一度

昔のInstagramには、食物アレルギーと向き合っていた頃の記録がまだたくさん残っています。

今見ると、

「こんなに大変だったっけ?」

と思うこともあるし、

「こんなの作ってたの!?」

と自分で驚くこともあります。

あんなに必死だったのに、人って結構忘れるものですね。

少なくとも私は、かなり忘れています。

だからこれから少しずつ、昔の記録を見ながら、あの頃のこともこのブログに残していこうと思います。

当時の私と同じように、

「みんなはどうしてるんだろう」

「毎日の対応がしんどいな」

と思っている誰かに届いたら嬉しい。

そして何年か先の私がこのブログを見つけたとき、

「私、こんなことしてたんだ」

と、また驚くのかもしれません。

そのときの私のためにも。

過去の私が残してくれたものを受け取って、

今度は今の私が、続きを残していこうと思います。

今日も、ゆっくり。

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